偏差値40の私立中学受験

首都圏私立中学の情報がメインです。御三家とかは取り上げません(笑

実践女子学園その2 スクールライフ

実践女子学園の入試の回数が多いことは以前に書きましたが、

cancancandice.hatenablog.com

入学した後はどうなんでしょうか。調べてみました。

この学校については、帰国子女入試などもあるのですが、高校の文理選択等を除いてはコースなどはないようです。つまり、帰国子女も同じクラスに普通に通うようです。

入試は6回・複数種類あるのに入学後のクラスは一つしかないんですね。

以前は、グローバルスタディコース(通称GSC)という英語に特化したコースがあったようですが、学校側の発表曰く「全クラスGSC化を実施するため、発展的解消を遂げた」という事です。

解消、というと後ろ向きに受け取れてしまいますが、実践のGSCの生徒さんは相当優秀だったようで、模擬国連で開成をはじめとした難関校を抑えて最優秀校に選ばれ、海外まで進出してるんですね。この辺の実績は確かにあったようです。

現在でも、模擬国連については積極的に参加しているようですので、グローバル志向は相変わらず高いようです。

 

全クラスグローバル化とは言っても、英語の授業については習熟度別のクラス編成は行っていて、帰国子女はネイティブが教師を務める上級コースへ、英検所持者は中級コースへ、その他は一般コースへ、という仕組みになっているようです。

 

そりゃ、帰国子女の子はABCからやらすわけにはいかないですよね(笑

とはいえ、個人的ではありますがあからさまに英語上級コースだけで1クラス編成するよりは、一般生活は通常クラスで帰国子女も一緒に生活をし、英語の授業だけ別に分ける、というのは双方にとっていいことだと思いました。

また、数学についても習熟度別授業を実施しているようです。昨今の女子校の説明会であるあるですが、理系女子を育てるというアピールをやっていましたが、学校説明会で話していた「卒業生の3~4割は理系の大学に進んでいるといえます」ってのは数字的にちょっと盛りすぎてるかなと思いました(笑

まぁ、この辺りは十文字とかも英数で習熟度別授業ですし、帰国子女も普通のクラスに入れちゃうあたりは同じような雰囲気を感じましたが。

 

あとは、最近聞いた話だとスタディサプリ を導入するようですね。

最近学校で導入している事例がどんどん多くなっています。学校説明会でも「入っておくといいですよ」とか言ってる学校もあるそうですし。名前だけしか知らなくて詳細知りたい方はリンク張っておいたので見てみてください。

 

その他、実践女子もクラブ活動は結構盛んです。

模擬国連で実績を残しているグローバル研究会

ディズニーランド・シーで何度も演奏を発表している吹奏楽

全国大会入賞経験があるダンス部

全国大会で準グランプリになった軽音部のバンド

強豪と言われるソフトテニス

など、結構強い部活がそろっています。

 

また、この学校の特色として、1年生は必ず日本文化研修の名目で「筝曲」「能楽」「茶道」「華道」「和装着付け」から選んで稽古をします。

お琴もやってみたいけどずっと続けてきたテニスもやりたい・・というような人にはぴったりですね。逆にこれでお琴に目覚めて筝曲を部活で本格的に行うことも自由だそうです。

 

 

ともあれ、勉強以外に子供が色々と充実した生活を送れるような環境はとても素晴らしいことだと思います。と、書くと色々といいことばかりにも聞こえますが・・

 

さすが120年の伝統校だけあって色々と厳しいです。私が学校見学に行った際、先生が「部活と宿題以外のことを考えられないくらいにします」と、おっしゃっていました。中学生なんてそんなもんだしなぁ、と思ったんで我が家はなんとなく「頼もしい」と感じてしまったんですが、子どもにゆとりを求める親御さんだとあまり合わない気がします。

また、遠方のお宅だと通学時間に加えて部活に宿題に・・と、いっぱいいっぱいになってしまうかもしれません。それを充実と受け止めるか、厳しい管理と感じるかは各ご家庭の判断かとは思いますが、入ってから「こんなはずじゃないのに・・」とならないように、学校の特色をぜひ見極めてほしいと思います。

まぁ、個人的には普通そういうところを見るのでは・・と思うんですがね(笑

 

 

 

 

励みになるんでポチッとお願いします

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験情報へ
にほんブログ村