偏差値40の私立中学受験

首都圏私立中学の情報がメインです。御三家とかは取り上げません(笑

学校説明会について

2019年入試が終わり、2020年の入試に向けて各学校の学校説明会などのスケジュールが発表になっています。さて、筆者も学校説明会っていつ行けば?何を聞いてきたら?と、最初は謎ばかりでしたが、今や偉そうにブログで学校情報を語ってたりしますんで、そのポイント的なものをご紹介したいと思っています。

まぁ、塾からも言われるでしょうが。

 

1.何年から行くの?

ぶっちゃけ小学校5年までいかなくていいと思いました。

あんまり早く行き過ぎても正直意味ないですね。見学時の学力のまま6年生になるわけではないですし、校長が変更になって学校改革を始めた、受験日程が変更になった、高校からの募集を本年度から取りやめた等、受験の環境が大きく変わることがあり、以前聞いた話は役に立たなくなる可能性もあります。

その他、早く行っても忘れちゃいますしね(笑

学校説明会は、回数を重ねても受験に有利になることは特段ありませんし。どうしても行きたい学校があって、小さいころから何度も見に行き、大本命で受験して、落ちた場合のダメージの方がよっぽど深刻ではと思います。。

 

個人的には小5の後半(夏休み以降)くらいになってから、受験自体のモチベーションUPのため、各学校の文化祭とか授業・クラブ体験とかは行かせてもいいと思います。そのついでに学校の説明聞いたりとかは全然ありですね。

逆に6年になったら文化祭とかは意味ありません。楽しいだけなので。そんなことより勉強しろと(笑

 

2.いつ頃行くの?

 5~6月と10~12月あたりは各学校の説明会が一番多い時期です。

4月の入学式が終わってGW終了後から学校側も新入生対応が終わるので、5月中旬辺りから夏休みまでが学校側としても一番落ち着いている時期ですので、個別で学校見学を受け付けている学校は、このタイミングでお願いするのもアリです。

5~6月頃は2月の入試結果~4月の入学までの結果について

10月~12月頃は募集要項や実際入試に向けての説明という感じだと思います。

なので、5年の後半(10月)くらいは、可能性のある学校はすべて、とりあえず話を聞いてくる、というスタンスでバンバンいろんな学校に行き、良さそうな学校を子供と一緒に5~6月頃にもう一度見に行く、という感じだとお子さんの稼働を極力抑えられてベターかなと。10月以降は、本命の学校の入試説明会等に参加するという感じだといいのかなと。

ただし、学力が急激に上がったり下がったりする可能性もあるので上から下までいろんな学校を見ておくといいかなと思います。

今現在、6年生になっている人も、これから回り始めても余裕で間に合いますので・・上に書いたのはあくまで目安ですのでご安心ください。

所詮見学なので深く考えない方がいいです。

「うちの子はギリギリ偏差値足りない」「ここってネットで評判いいけどどうなのかな??」とか悩んだりあれこれ考える暇があるならとりあえず学校説明会行ってOKです。見学に偏差値は関係ありませんので。

 

ちなみに学校公開を6年生の10月をお勧めしないのはその頃には、過去問に取り組んでいる頃なので、ある程度学校には目星がついている段階だと思いますので、本当に受験する学校にのみ足を運ぶ感じにした方が良いからです。6年の10月から慌てて学校を探さないように(笑

と、まぁ筆者は情報はあって困らない派なので、できるだけ色んな学校を見て大量に情報収集するタイプなのですが、皆様それぞれご事情があると思うのであまり深く考えずに・・正解なんてないですから。。

 

3.子供って連れて行くの?

筆者は行く学校全部を子供に見せる必要はないと思っています。親が「これだ!」と思ったものを子供に見せればいいわけです。子供を連れて行くと、塾のスケジュールが合わなかったりして機動力に欠けますし、子供主体に学校を選ばせていると、学力的に釣り合っていなかった場合、あきらめさせるのが大変とか、色々デメリットが出てきます。

知人で、偏差値が20以上も上の学校に連れて行ってる人がいました。子供もその学校がすごく気に入って「そこに行きたい!」という話になりましたが・・さすがに20違うとどうしようもなく・・まぁ落ちてましたが。子供任せのダメな例だなと。

 

あと、友達同士で行かない(笑

特に理由はないですけど、逆に一緒に行く理由やメリットも一つもありませんから。

「わが子が行く学校をママ友と見学に行く」って文字に起こすと本当に意味が解りませんね(笑 1㎜も理解できない・・

よそはよそ、我が家は我が家で鉄の心を持って、わが子のために情報収集しましょう。

 

4.何聞けばいいの?

学校公開では通常公表されていない情報をぽろっと出してきたりするんですね。例えば、入学者の人数とか。

入学者数って意外に調べても出てこないんです。各大手塾のHPだと出願数や合格者数は記載してあっても本当に入学した数までは載せてないんですね。だって、塾側には意味がないですから。何人入ろうが知ったこっちゃない、何個合格を勝ち取るのが塾側の意義であって、その先の事は消極的なのはしょうがないと思いますけどね。

ですが、保護者にとっては1学年の生徒数ってすごく気になると思うんです。また、合格者のうち、何人くらい辞退するのかというのも繰上合格に影響するわけですし。

 私は、人数の少ない学校はあまり興味がなく、比較的生徒数を重視していたこともあったのですごく聞けて良かったなと思いました。

というように、皆様が各学校に求めるものは違うと思うので一概には何を聞けとは言いづらいですが、大体の学校は個別で質問を受け付けてくれますので、気になったものをバンバン聞いた方が良いです。学校側の説明なんていいところしか言わない、くらいの気構えでバンバン突っ込みを入れましょう。

個別質問で、個人的に一番いいと思ったのは

生徒が色々案内してくれたり、生徒と直接話せるコーナーは特におすすめです。

多少聞きづらい質問も生徒になら気楽に聞けることもありますし、クラブ活動の状況も生徒の方が詳しいです。私は、子供が質問したついでに、生徒さんに「小学校のころ通っていた塾のクラス」から「入試の際の併願校」、「高校で塾に通ってるひとはどのくらいいるか?」「大学受験の為に、いつから塾(予備校)に行きだしたか?」「クラブの顧問や監督の話」「現在の学校でのクラス」まで聞いてみたところかなり詳しく教えてくれたので、メチャクチャ参考になった記憶があります。

実際に自分の子供が来年通うかの如くバンバン聞きましょう。

 

その他にも、試験問題について聞いたところ「半分できている子は合格にしている」等と=正答率(合格最低点)をそれとなく教えてくれたところもありましたし、思わぬ情報が聞けることもありますので、個別相談は絶対利用するべきです。

意外に学校説明会で言ってない情報って結構あります。実際に話を聞くことで新たな発見も多いですしね。

その後は、かえって資料をもう一度見てみましょう。貰った資料を後から見直したらまた新たな発見が!なんてこともありますので。

 

5.そもそも行く意味あんの?

校舎がHPや資料では超綺麗なのに、実際行ってみたらぼろかったとかは結構ありますし、必ず自分の目で見る、気になることは話を聞いておくことをお勧めします。

このHPに記載していることですが、個別の相談で聞けたことも結構あるんです。よっぽどバツの悪い質問でない限りは学校側も大体ちゃんと教えてくれます。

 

学校公開、回っているうちにどんどん楽しくなってきますので是非積極的に参加してみてください!