山脇学園その2 山脇ルネッサンス
さて、前回の記事で「山脇ルネッサンス」という改革を打ち出して学校改革を進めている、という話をいたしましたが
実際、どんな感じなのでしょうか。
ちなみに、私
山脇は学校説明会に行ったのが2017年とちょっと古いので
少し誤った情報があるかもしれません。
一応、可能な限りソースは表示しようと思っていますが、間違っていたらコメントにでも記載お願いいたします。
まず、改革で一番わかりやすい箇所ですが・・
まず、大きくわかりやすいところで建物が一新されました。
学校説明会に行くとわかりますが、本当に素晴らしいです。
まず、公式にMAPが載っているので掲載します
https://www.yamawaki.ed.jp/school-life/campus-map/
校庭は、屋上のように作ってあって、都心の土地が狭いところを有効活用しているのが分かります。中々に考えられていますね。
その他、イングリッシュアイランドやサイエンスアイランドを見ると
本当にすごいです。とりあえずまずは学校説明会に行くといいと思います。
一度行ってみるとテンションが上がると思いますので是非お勧めします(笑
また、個人的には食堂・カフェもすごくよかったですね。月に一回ビュッフェで食べられますとか・・今の子供は本当に贅沢だと思います。。
と、まぁ設備は本当に素晴らしいのですが・・個人的にはこの設備を生徒が全員有効に使用できるようには思えないんですよね・・EIとかSIとかは一部の人だけしか使ってない感じがものすごくします。宝の持ち腐れ状態なのでは・・という事もあり、設備だけで考えるのはどうなのかな、と考えるいいきっかけになりました。
その他、この学校コロコロいろんなことが変わっているような気がします。
山脇は昔、2期制だったと思うのですが今は3期制のようです。これは、何を目的として変えたのでしょうか・・ちなみにソースはこれ。
https://chukou.passnavi.com/chugaku/61730
あと、個人的にもの凄く気になっているのが、学力別にクラスを分けている、という噂。
ちなみにソースはこれ
https://www.hitotsubashi-chukouikkan.net/school-special/yamawaki/about/
クラス替えが年4回!?
当時2期生だったので、中間と期末の結果でクラスを変えていたんですかね??
しかも、一番下のコースだと卒業アルバムにまで最下位コースとして写真付きで残っちゃったりしたら悪夢ですよね・・
と、まぁ、その他にも「教科書が~」とか
ネットを見てるとぽろぽろ色んな情報が出てきます。
山脇ルネッサンス、、まぁハード(校舎・設備とか)を整えるのは良かったと思います。が、
中身の方が突っ込みどころや気になるところはいっぱいあるんですよねぇ・・
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和洋九段女子その1 校風
その名の通り、九段下にある学校です。
かつては伝統校として名前を轟かせておりました学校ですが・・最近は凋落が激しく、生徒の確保にも苦労しているようです。偏差値は日能研R4で35となっておりますね。
30年くらい前の偏差値を見ると鴎友・豊島岡・香蘭・吉祥より上だったりしますんで。。世の中本当に何があるかわかりませんね・・
という事で最近では人が超減っちゃっている印象です。1学年だいたい100人で25人クラスが4つあるというイメージです。まぁ、それでもちゃんと確保できているのでまともな方ではないでしょうか。
そんな現状なので、このままじゃいけない!と思ったのか、この学校もまた改革に力を入れています。何に一番力を入れているかというと・・
英語です。
わずか1年余りですっかり英語かぶれの学校になってしまいました(笑
まず、公式HPに英語の割合がかなり増えました。また、資料請求すると英文と日本語半々くらいの割合のものが送られてきて、帰国子女でもない我が家にとってはものすごく見づらい資料になっています(汗
その他、学校説明会等に行くと随所に「うちの生徒スゴイんです」的に、急に中1の女の子がパワーポイントを使用して英語でオゾン層と環境破壊についてプレゼンするのを見せられたりします。
なんというか、逆効果な気もしましたが、英語に力を入れているのは本当に伝わってきます。また、ICT教育にも力を入れているようで、学校説明会の際に「ICT教育を掲げているのにLINEとかは禁止できないですよね・・適切に使えるように教育する」という話をしていました。
うーん、懐が深い、とか思いましたがちゃっかり学校ではスマホは電源切れと言われるそうなので(まあ当たり前ですが)過度の信用は禁物です。
その他、PBL型授業というのを前面に出しています。
「Project-Based Learning=問題解決学習」という事らしいです。
学校説明会に行くと詳細教えてくれますし、実際授業を見学するチャンスもあります。
なので、私はたまたま中一の算数の授業を見学したのですが、以下のような授業をしてました。
例えば、とある、方程式を使用して解く文章題があったとします。
じゃあ、同じように方程式で解ける問題を自分で作ってみましょう。また、作った問題をグループで発表しましょう、という感じでした。
なんというか、共立女子の合科型試験の算数にも同じ様に自分で文章題を作成しろという問題が出てたのを思い出しましたが・・それはまぁ、いいとして
見て思ったのはアクティブラーニングもベースが整っていないとあまり意味がないなと。
これ、共立の先生かなんかが言ってましたが「アクティブラーニングっていうけど、基礎ができてこそ力を発揮する」んだと。
見たのが中一であまり慣れていない子たちだったのかもしれませんが、結局おしゃべりする時間が多いだけの授業になってない??という疑念が生まれるほどでしたので・・
なんというか、理念はすごくいいし伝統校を変えていこう!という意気込みはあるものの、肝心な生徒は付いていけてない印象がすごくありました。グローバルコースは一定の成果を出しているようではありますが、一般コースまで浸透するのはまだまだ時間がかかりそうですね。
ですが、そこはまだ変わったばかりなので、今後の和洋九段に期待したいとおもいます。
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山脇学園その1 入試
港区にある115年の伝統がある女子校です。
場所も超いいところにありますね。赤坂見附からが一番近いですが、赤坂、永田町、青山一丁目からも徒歩で通う事が可能です。という事は地下鉄であれば殆ど通学可能ですね、駅からも近いし。立地は最強ですね。
この学校、2009年から「山脇ルネサンス」という名前の学校改革をはじめまして、ここ10年で劇的に変わりました。まず、短大の閉校から始まり、校舎の改築や制服等の変更、教育体制も色々と変更しています。
どうも、それらの事が志願者・受験生などには好意的に受け止められているようでもあり、他の伝統女子校に比べて偏差値の減衰も少なく、ある程度のところで踏みとどまっているという印象をうけます。日能研R4偏差値だと45前後、倍率は2倍程度です。
入試は基本的に2月1日~3日の午前中のみでしたが本年度からは国or算の1科入試が新設されました。
まぁ、算数の1科入試はそれなりにありますが、国語の1科入試は中々ないですよね。
よくありがちな算数が嫌いで受験勉強に頭を悩ませているご家族においてはメチャクチャ魅力的だと思います。
しかも本年度、かなりの人数が合格できてます。303人が受験、合格は195人と倍率なんと1.6倍。
この1.6倍とはどういう意味を持つかといいますと・・
「2019年入試では、山脇はB日程がお得」という情報が出回りました。
各塾の先生が「山脇から聞いた」という事らしいので、山脇側の関係者が話していたと思われます。
これはなぜかと言いますと・・2018年入試ではB日程の実倍率が低かったんですね。
259人受験の合格者166人、という事で倍率が1.6倍でした。
(ちなみに、初日は2.0倍、3日目は3.4倍)
なので、1.6倍のB日程がお得、という話になったんでしょうが・・
2019年の最終結果を見るとB日程は2.0倍になっています。
http://www.chu-jukennavi.net/pdf/sokuho19/tokyo/tokyo_sj20190227.pdf
お得じゃなかったじゃん!!(笑
多分、来年は「一科入試の国語がお得です!」という情報が流れるでしょう(笑
何という商売上手www
やり手な印象をうけますね。
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