偏差値40の私立中学受験

首都圏私立中学の情報がメインです。御三家とかは取り上げません(笑

昭和女子その1 学校生活

世田谷にある中高一貫校です。
敷地内にこども園、小学校、中高、大学とこの敷地内ですべての教育を受けることが可能です。そう書くとすごいな・・

ちなみに小学生の8割が中学に

中学生の95%が附属高校に(中高一貫ですし)

高校生の30%が附属大学に進学するとの事です。

この学校、人見記念講堂という場所が敷地内にあるのですが、普通にコンサートなどにも使用されているとても有名な場所ですので、ウォーキングの最中に敷地内に入って見学してきました。当日はなんかのコンサートがあったようで人見記念講堂の前までは入れましたので、敷地内をちょろっと見てその日は帰宅。(もちろん中高の校舎の方には行けないようになってました。講堂前の広場に入っただけですので。。)

その後、学校見学に行かなかったので、実はあんまりよく知らなかったりします。
というのも、学校見学まで至らなかった理由として、資料やネットで情報を収集していくうちに、以下の点が肌に合わなかったというか気に入らなかったというか・・

 

1)朋友班活動
1年生から6年生までの各クラスから1〜2人ずつで編成される学年を超えた縦割りの活動グループを結成するようです。比較的これに縛られることが多そうで、毎日の学園内の美化をはじめ、班単位でさまざまな活動を行いとされています。

特段悪い事ではないですし、むしろほほえましいシステムではありますが、子供とも話した結果「少し鬱陶しい」気がしました。小学生でも縦割り班とかありましたが、特にうれしい仕組みではないですし。

あと、夫婦的にはこのシステムの名前が気に入りませんでした・・チューヤン(懐かしい)じゃあるまいし。なぜに中国語なんでしょうか。

2)選択式修学旅行
広島・京都・奈良、沖縄、ベトナム、マレーシア、オーストラリアから選択したところに行くようです。
一見楽しそう!と思える反面、国内と海外の料金差や、学校内で貧富の格差が出たらどうしようとか色んな懸念が噴出してきました。オーストラリアに行けるのは金持ちだけとかだったら嫌だなとか。
まぁ、金はいいとしても、やはり学生生活の思い出、みんなで同じところに行って思い出は共有してほしいという事もあり、そんなにいい制度に思えなかったんですよねぇ・・

3)進学について
意外に近しいところで、この学校の卒業生とかのママさんがいたりするので少し話を聞けたりしたんですが、ネットの書き込みもあわせて「しつこいくらいに附属大学行きを勧めてくる」という話をよく聞きまして・・
その他の学校だと、「併設大学の推薦を持ったまま他大に受験」(十文字や跡見、実践)だったり「推薦を持ったまま他大は受けられないが、他大への進学を推奨」(大妻系)というのはよくありますが・・

という事は進学校じゃないのかな??とか思っちゃいました・・

と、まぁぱっと見あまりいいイメージがなかったのですが、最後に塾の先生がぽろっと
「昭和女子は入試がちょっと特殊なので・・」

え!?受験日程見てると特に特殊なところは見当たんないんですが・・???
なんなんでしょう、結局わからずじまいで気になります!
誰か知ってる人教えてください!

学校説明会について

2019年入試が終わり、2020年の入試に向けて各学校の学校説明会などのスケジュールが発表になっています。さて、筆者も学校説明会っていつ行けば?何を聞いてきたら?と、最初は謎ばかりでしたが、今や偉そうにブログで学校情報を語ってたりしますんで、そのポイント的なものをご紹介したいと思っています。

まぁ、塾からも言われるでしょうが。

 

1.何年から行くの?

ぶっちゃけ小学校5年までいかなくていいと思いました。

あんまり早く行き過ぎても正直意味ないですね。見学時の学力のまま6年生になるわけではないですし、校長が変更になって学校改革を始めた、受験日程が変更になった、高校からの募集を本年度から取りやめた等、受験の環境が大きく変わることがあり、以前聞いた話は役に立たなくなる可能性もあります。

その他、早く行っても忘れちゃいますしね(笑

学校説明会は、回数を重ねても受験に有利になることは特段ありませんし。どうしても行きたい学校があって、小さいころから何度も見に行き、大本命で受験して、落ちた場合のダメージの方がよっぽど深刻ではと思います。。

 

個人的には小5の後半(夏休み以降)くらいになってから、受験自体のモチベーションUPのため、各学校の文化祭とか授業・クラブ体験とかは行かせてもいいと思います。そのついでに学校の説明聞いたりとかは全然ありですね。

逆に6年になったら文化祭とかは意味ありません。楽しいだけなので。そんなことより勉強しろと(笑

 

2.いつ頃行くの?

 5~6月と10~12月あたりは各学校の説明会が一番多い時期です。

4月の入学式が終わってGW終了後から学校側も新入生対応が終わるので、5月中旬辺りから夏休みまでが学校側としても一番落ち着いている時期ですので、個別で学校見学を受け付けている学校は、このタイミングでお願いするのもアリです。

5~6月頃は2月の入試結果~4月の入学までの結果について

10月~12月頃は募集要項や実際入試に向けての説明という感じだと思います。

なので、5年の後半(10月)くらいは、可能性のある学校はすべて、とりあえず話を聞いてくる、というスタンスでバンバンいろんな学校に行き、良さそうな学校を子供と一緒に5~6月頃にもう一度見に行く、という感じだとお子さんの稼働を極力抑えられてベターかなと。10月以降は、本命の学校の入試説明会等に参加するという感じだといいのかなと。

ただし、学力が急激に上がったり下がったりする可能性もあるので上から下までいろんな学校を見ておくといいかなと思います。

今現在、6年生になっている人も、これから回り始めても余裕で間に合いますので・・上に書いたのはあくまで目安ですのでご安心ください。

所詮見学なので深く考えない方がいいです。

「うちの子はギリギリ偏差値足りない」「ここってネットで評判いいけどどうなのかな??」とか悩んだりあれこれ考える暇があるならとりあえず学校説明会行ってOKです。見学に偏差値は関係ありませんので。

 

ちなみに学校公開を6年生の10月をお勧めしないのはその頃には、過去問に取り組んでいる頃なので、ある程度学校には目星がついている段階だと思いますので、本当に受験する学校にのみ足を運ぶ感じにした方が良いからです。6年の10月から慌てて学校を探さないように(笑

と、まぁ筆者は情報はあって困らない派なので、できるだけ色んな学校を見て大量に情報収集するタイプなのですが、皆様それぞれご事情があると思うのであまり深く考えずに・・正解なんてないですから。。

 

3.子供って連れて行くの?

筆者は行く学校全部を子供に見せる必要はないと思っています。親が「これだ!」と思ったものを子供に見せればいいわけです。子供を連れて行くと、塾のスケジュールが合わなかったりして機動力に欠けますし、子供主体に学校を選ばせていると、学力的に釣り合っていなかった場合、あきらめさせるのが大変とか、色々デメリットが出てきます。

知人で、偏差値が20以上も上の学校に連れて行ってる人がいました。子供もその学校がすごく気に入って「そこに行きたい!」という話になりましたが・・さすがに20違うとどうしようもなく・・まぁ落ちてましたが。子供任せのダメな例だなと。

 

あと、友達同士で行かない(笑

特に理由はないですけど、逆に一緒に行く理由やメリットも一つもありませんから。

「わが子が行く学校をママ友と見学に行く」って文字に起こすと本当に意味が解りませんね(笑 1㎜も理解できない・・

よそはよそ、我が家は我が家で鉄の心を持って、わが子のために情報収集しましょう。

 

4.何聞けばいいの?

学校公開では通常公表されていない情報をぽろっと出してきたりするんですね。例えば、入学者の人数とか。

入学者数って意外に調べても出てこないんです。各大手塾のHPだと出願数や合格者数は記載してあっても本当に入学した数までは載せてないんですね。だって、塾側には意味がないですから。何人入ろうが知ったこっちゃない、何個合格を勝ち取るのが塾側の意義であって、その先の事は消極的なのはしょうがないと思いますけどね。

ですが、保護者にとっては1学年の生徒数ってすごく気になると思うんです。また、合格者のうち、何人くらい辞退するのかというのも繰上合格に影響するわけですし。

 私は、人数の少ない学校はあまり興味がなく、比較的生徒数を重視していたこともあったのですごく聞けて良かったなと思いました。

というように、皆様が各学校に求めるものは違うと思うので一概には何を聞けとは言いづらいですが、大体の学校は個別で質問を受け付けてくれますので、気になったものをバンバン聞いた方が良いです。学校側の説明なんていいところしか言わない、くらいの気構えでバンバン突っ込みを入れましょう。

個別質問で、個人的に一番いいと思ったのは

生徒が色々案内してくれたり、生徒と直接話せるコーナーは特におすすめです。

多少聞きづらい質問も生徒になら気楽に聞けることもありますし、クラブ活動の状況も生徒の方が詳しいです。私は、子供が質問したついでに、生徒さんに「小学校のころ通っていた塾のクラス」から「入試の際の併願校」、「高校で塾に通ってるひとはどのくらいいるか?」「大学受験の為に、いつから塾(予備校)に行きだしたか?」「クラブの顧問や監督の話」「現在の学校でのクラス」まで聞いてみたところかなり詳しく教えてくれたので、メチャクチャ参考になった記憶があります。

実際に自分の子供が来年通うかの如くバンバン聞きましょう。

 

その他にも、試験問題について聞いたところ「半分できている子は合格にしている」等と=正答率(合格最低点)をそれとなく教えてくれたところもありましたし、思わぬ情報が聞けることもありますので、個別相談は絶対利用するべきです。

意外に学校説明会で言ってない情報って結構あります。実際に話を聞くことで新たな発見も多いですしね。

その後は、かえって資料をもう一度見てみましょう。貰った資料を後から見直したらまた新たな発見が!なんてこともありますので。

 

5.そもそも行く意味あんの?

校舎がHPや資料では超綺麗なのに、実際行ってみたらぼろかったとかは結構ありますし、必ず自分の目で見る、気になることは話を聞いておくことをお勧めします。

このHPに記載していることですが、個別の相談で聞けたことも結構あるんです。よっぽどバツの悪い質問でない限りは学校側も大体ちゃんと教えてくれます。

 

学校公開、回っているうちにどんどん楽しくなってきますので是非積極的に参加してみてください!

 

 

 

 

 

日大豊山その1 2019年入試

昨年度、ちょうど1年くらい前の話になりますが、日大といえば大変な事件がありましたね。

日本大学フェニックス反則タックル問題 - Wikipedia

大学生の話なので関係ないと思った人もいるかもしれませんが、監督、コーチ、選手は元日大豊山の人ですし、全然関係ないわけではないですよね。
本事件をきっかけに、日大という組織の暗部が垣間見えた事件でした。

 

正直、私はあの一連の騒動で、過熱報道に煽られてか、何となく子供の進学先としては「日大は嫌だな」と感じておりました。子供も女の子でしたし、豊山女子は家から少し遠いですし(板橋)、共学には興味がなかったこともあり、幸いにも塾側から日大系列を勧められることはなかったのですが・・

 

本事件が起きた際、
実は大手進学塾ではこぞって日大豊山を狙いに行くという噂が流れておりました。
今回の一件で、日大系列は志願者が少なくなるかもしれない、という事で「逆に狙い目」という判断になったようです。
大手塾って保護者の事情なんて関係ないんですね。とにかく合格を出す為にはどんな手段も使うという姿勢が見て取れました。ほんと怖い。それともなんか塾と密約でもあんのかな・・?

 

よく「塾に勧められた」と言って学校を決めている人を見かけます。正直な話、塾は塾側の思惑があって学校を勧めていると思われます。なので、基本的には「営業トーク」くらいの気持ちで受け止めたほうがいいでしょう。
勧められたからこそ、自分の目で学校を見て考えるべきです。

 

まぁ、少し話がそれましたが、
そんな裏事情もありましたので日大豊山の2019年度の試験結果については中々に興味深いです。

 

男子の日大豊山は 予想37→結果38と微増。

出願数自体は前年度比で見るとたいして変わってないですが、実倍率は前年度比で見ると2倍後半くらいの数字から3倍台までにUPしてますね。この辺、噂通り大手が狙いに行った結果なのでしょうか。

例えば、滑り止めに豊山を勧め、学力的にはもう少し上のレベルの子がたくさん受験をしたので若干偏差値がUPしたのではと・・。勘ぐりすぎですかね。まぁ、あくまで予想ですが。

 

今となっては、うわさが本当だったのかどうか、試験結果から推測するほかないのですが、こういう事情で偏差値や倍率が変わることもあるんだなといういい出来事でした。

つーか、よく見ると数字的にはあんまり偏差値も出願数も変わってないですね(笑

 考えすぎかなぁ、あんまり影響なかったんですかね?(笑